神姫バス(9083)は、兵庫県大手バス会社です。
東証二部から一部への指定候補として調べていきます。
昇格要件等の確認
以下は、2018年10月9日時点で入手できるデータを元に、東証一部への指定の形式要件等を調査・推定した時のものです。誤差や間違いがあった場合はご了承ください。
株主数
2,303人(2018年3月31日時点)
形式要件をクリアしています。
流通株式数
59,710単位(2018年3月31日時点)
形式要件をクリアしています。
流通株式時価総額
218億円
形式要件をクリアしています。
流通株式数(比率)
96.74%(2018年3月31日時点)
形式要件をクリアしています。
売買高
223単位(2018年4月~2018年6月)
183単位(2018年6月~2018年8月)
208単位(2018年7月~2018年9月)
今月を基準に計算するとギリギリですがクリアしています。なお、2018年6月~2018年8月の期間はクリアしていませんでしたので、2018年9月および2018年12月には、一部指定申請はできないことになります。
時価総額
226億円
形式要件をクリアしています。
参考指標
株価 3,670円
PER 14.45
PBR 0.53
配当 35円
発行済株式数 6,172,000株
株主優待
100株以上
乗合バス半額割引券 10枚
グループ優待券 3,000円分
2,000株以上
株主乗車証または株主乗車券
TOPIX用浮動株比率
0.70(2018年3月31日時点)
浮動株はやや多めです。
東証一部を目指していると思われる施策等
2017年05月15日 株主優待拡充発表
昇格要件等の確認まとめ
神姫バスは、売買高の基準を満たしていない月がありますが、その月に申請しなければ良いだけですので、大きな問題はないと思われます。
また、2017年5月の株主優待の拡充発表では「市場第一部指定における形式要件である株主数の充足を図るため」と明記されていました。さらに、2017年8月には記者会見で「2~3年のうちには東証一部上場を目指す」と説明されていましたので、東証一部を目指していることは間違いなさそうです。