アイモバイル(6535)は、広告配信ネットワーク大手の企業です。
ふるさと納税サイトのふるなびが伸びているようです。 その中でもふるなびトラベルは新しい着眼点ですね。
※ 2018年6月25日にマザーズから東証一部への市場変更が発表されました。
昇格要件等の確認(参考)
以下は、2018年2月1日時点で入手できるデータを元に、東証一部への市場変更の形式要件等を調査・推定した時のものです。誤差や間違いがあった場合はご了承ください。
株主数
7,291人(2017年7月31日時点)
形式要件をクリアしています。
流通株式数
5,460,000株(2017年7月31日時点)
形式要件をクリアしています。
流通株式時価総額
80億円
形式要件をクリアしています。
流通株式数(比率)
24.64%(2017年7月31日時点)
2017年7月31日時点では足りていません。その後、第三者割当による自己株式の処分があり、今月は自己株式の消却および立会外分売が予定されています。 これらを考慮して再計算しても26.33%(推定)であり、形式要件の35%には程遠いと思われます。
売買高
17,266単位(2017年8月~2017年10月)
13,608単位(2017年11月~2018年1月)
形式要件をクリアしています。
時価総額
327億円
形式要件をクリアしています。
参考指標
株価 1,476円
PER 19.64
PBR 2.85
配当 0円
発行済株式数 22,170,270株
株主優待
なし
TOPIX用浮動株比率
0.17(2017年7月31日時点)
浮動株は少ないです。
東証一部を目指していると思われる施策等
2016年10月27日 新規上場
2018年02月(予定) 立会外分売
昇格要件等の確認まとめ
アイモバイルは2018年1月29日に立会外分売の実施を発表し、 一部への市場変更を具体的に進めていると明言しています。
東証一部への市場変更を進めているのは確実と思われますが、計算に間違いがなければ、形式的要件の流動株式数(比率)が大幅に足りていなさそうです。したがって東証一部への市場変更と同時に、公募増資による新株発行や株式売出を行い、一気に要件を満たすということも考えられそうです。